1994年07月号:Funky Goods in 香港
黄金週間香港徘徊記録



 Funky Goods in 秋葉原の番外編である。1994年5月連休に訪れた香港電脳中心で購入したグッズについて紹介した記事である。

 この頃は、秋葉原でもIBM PC互換機用パーツを扱っているショップがまだ少なく、また内外価格差もかなりあったため、香港、台湾まで買い出しに行く人も多かった。この記事では、香港の電脳中心で見つけたユニークなグッズについて、紹介している。取り上げた商品は下記の通り。

 この中で、特に好評だったのが、折畳式キーボードである。知人の一人はたまたま香港へ寄った時、わざわざ購入してきたくらいだ。この手の商品は日本のショップでも受けると思っていたのだが、案に反して日本では販売されなかったのが意外である。おかげで、かなりレアでカルトなキーボードとしての位置を確保してしまった。キーボード/モニタスイッチボックスは、日本のショップでも輸入販売をしており、最近ではマウスも同時に切り替えられる製品も出てきている。

 キーボード付きファミコン「超博士」は、中国領深川の街で購入した。かなり大きな箱に入っていたのだが、購入したショップでは商品を包装してくれなかった。そのため、むき出しのまま箱をかかえて国境を越えて香港まで運ばなくてはならず、イミグレーションでは周囲の注目を浴びてしまった。超博士の箱をかかえたまま、腹ごしらえのために、香港のレストランに入ったが、ウエイター、ウエイトレス連中から質問攻めにあってしまった。