■PC用パーツ購入と神田明神、その他諸々のこと
 (1999/10/23 - 11/28)

●1999年10月23日(土曜日)
 久しぶりに秋葉原へ出向き、IDEのHDDを購入する。IBM製の13.5GBのハードディスクで、価格は14,800円也。しかし、いくら安くなったとはいえ、10GBオーバーのHDDが1万円台で購入できるというのもすさまじい。その昔、5万以上出費して1GBのディスクを購入していたのがウソみたいだ。このHDDはマルチOSマシンのプラットフォームとして使用する。マルチブート環境は「システムコマンダー4」、パーティションエディタは「パーティションコマンダー」を使用した。

【2014年の追記】
PCパーツ関連の記載が、最も時代を感じさせる。2014年現在では、2TBのSeagate製HDDが、家電量販店で9,950円で購入できる。これでも高い方で、アキバの安売り屋やオークションでは、7,000円を切るところもある。隔世の感が強い。

●1999年10月29日(金曜日) 技術評論社へMobile Press冬号原稿「The Poqet兄弟」最終稿をメールで送付する。年末進行でかなりキツかったが何とか落とさずに済む。

●1999年11月01日(月曜日)  500に乗って御茶ノ水にある神田明神を訪問する。というのも、筆者の500には神田明神のお守りが取り付けてあるからだ。考えてみると、500に乗って山手線の内側に入るのはこれが始めてだ。本当は秋葉原初登場を果たしたかったのであるが、あまりに道路が混雑しているので御茶ノ水止まりにした。神田明神前の道路で撮影した写真が下記である。そのうち一枚には背後に偶然ハードトップのハコスカが写っている。期せずしてヒストリックカーが2台写った写真となった。鳥居の向こう側に駐車する500という構図は、なかなか日本的だと思う。


神田明神前の500。後方に偶然だがハコスカハードトップが駐車している。

神田明神前の500。

神田明神前の500。参道の鳥居を額縁に。

神田明神山門。

●1999年11月02日(火曜日)
 体調不良によりダウン。疲れが胃腸に来たようで、再起不能。

●1999年11月04日(木曜日)
 昼食に流しの弁当屋の海老フライ弁当を食った。その海老フライに当たってしまったようで、夜中に腹痛でダウン。食中毒というわけではないのだが、やはり流しの弁当屋は危険だ。体調の悪い時とか疲れている時には、利用しない方が賢明といえるだろう。

【2014年の追記】
実にどうでも良いコトまで書いているなぁ。。。

●1999年11月12日(金曜日)
 新宿のT-Zone新宿西口店において、100Base-Tのネットワークカードを購入。PCI社製のカードで、2,080円。箱にLinux対応の表示があるため、マルチOSマシンでも使用可能と判断したのだが、正解。BeOSでも問題無く認識した。しかし、2,080円というのは冗談みたいに安い。LANチップはDAVICOM社製のものを使用。台湾のLAN関係専門のメーカーで、かつてPC CHIPS社のオールインワンマザーボードでも 採用されていた記憶がある。

●1999年11月14日(日曜日)
 吉祥寺のLaoxでパラレルポート接続のZip100ドライブを購入。最近ではこの手の周辺機器が軒並みSCSIとUSB接続になってしまい、パラレルポート接続というのはほとんど見なくなった。謎ぱ〜機を使っているとパラレル接続というのが非常に重宝するのだが、もはや時代遅れの代物なのかもしれない。購入したZipドライブはDOS/V用のドライバ付き。市場から姿を消す前に購入できたので、とりあえず安心だな。しかし、パラレルポート接続のCD-ROMドライブは、すでに姿を消して久しい。その昔、秋葉原の若松通商で「OSのインストールに最適」と称し、倍速のパラレルポート用CD-ROMドライブを3,980円で販売していた頃に購入しておくべきであった。後悔先に立たずの好例である。

【2014年の追記】
当時はまだ、T-ZoneもLaoxも健在だった。T-Zoneは国内のみならず海外にも店舗を拡張していたが、その後の経営不振により、現在はアキバのみになってしまったと思う。Laoxに至っては、アキバ中心地に巨大なビルを構えていたものの、現在では確か中国資本に買われてしまい、実店舗はほとんど見ない。

●1999年11月16日(火曜日)
会社の帰りに秋葉原に寄り、電子式のモニタ・マウス・キーボード切替器を購入する。今まで使用していた機械式のタイプでは、ノイズの回り込みがひどく新調した液晶モニタでは画像が荒れる。購入した切替器はぷらっとホームにあったもので、台湾製。価格は32,800円であった。モニタの他にも、キーボードやマウスも1台で共用することができ、かなり便利。もっと早く購入しておくべきだったと反省することしきり。

●1999年11月17日(水曜日)
前日購入した電子式CPU切替装置であるが、マウスケーブルが無いことに気付き、また帰宅途中に秋葉により購入する。必要となるマウスケーブルは、PS/2タイプで両側がオスとなっているタイプ。JustyがPC周辺パーツとして発売している。ケーブルは4台分4本を購入。

●1999年11月19日(金曜日)
 マルチOSマシン用のビデオカードとして、MatroxのミレニアムG200を購入する。以前、新宿西口T-ZONEで、ATIのRageIIを4,980円で購入していた。しかし、モノが台湾無印製品だけあって、画質が極めて悪く、不満があった。G200は、秋葉原のパーツショップ「クレバリー」でドライバソフト付きバルク品を8,900円で購入した。因みに、ドライバソフトが無い製品であれば、湘南通商で6,800円で販売していた。

 導入した結果であるが、さすがにMatroxだけのことはあり、画質では文句無い。各種OSでの動作も安定で、最難関であるBeOSでも問題無く認識された。

●1999年11月21日(日曜日)
あまりにも天気が良かったため、檜原村までBEATでドライブにでかける。出発したのは午前11時と遅くなってしまったが、幸い行きは道路もすいており、午後1時には檜原村に到着する。ドライブ中はもちろん幌をフル・オープンにして走る。檜原村であるが、噂通りものすごい山の中であった。東京近郊に、まるで長野の山奥みたいなところがあるというのは、ちょっと驚きだ。今年は紅葉が例年よりも遅く、今がちょうど見頃になっていた。人出はそれほどでもないのだが、観光施設が少ないため駐車場がどこもいっぱいなのには参った。奥多摩有料道路にある「都民の森」前まで行き、引き返す。帰りは皮肉なことに、自宅近くになってから道路がめちゃ混みとなってしまい、大渋滞に巻き込まれる。一日中BEATの幌を全開にして走ったが、夕方肌寒くなった程度でけっこう暖かかった。

●1999年11月22日(月曜日)
 話題の映画「シックス・センス」を観る。

●1999年11月27日(土曜日)
 実家で育てているドングリが見事に紅葉する。このドングリは、1996年秋に、那須高原に落ちていた実を拾って帰ってきたものだ。あれから3年経過して、ようやくここまで育った。葉の形から小楢の木と思われる。


ドングリの紅葉(小楢の木)。

ドングリの紅葉(小楢の木)。

●1999年11月28日(日曜日)  500を整備に出す。購入した時に、いずれ近いうちにタイミングチェーンを交換することになっていたが、ようやく整備士の都合が付いて出せることとなった。午後、吉祥寺のショップへ500を持っていく。500を購入したのは今年の3月末であったが、その時からタイミングチェーンの音がかなりうるさかった。うるさいとはいっても、乗っている本人は他の500のコンディションを知らないから、まあこんなもんだろうと思っていたのだ。店長さんに言わせると、かなりの音量なのだそうだ。今はまだ良いが、そのうちチェーンに不具合が出てくると、タイミング調整ができなくなるという。最近の500は特に不具合は無く絶好調なのであったが、故障してからでは遅いので整備に出すことにした。

 今回の整備では、ついでにサーモスタットの取り付けも行う予定。というのは購入して3ケ月くらいしてから、サーモスタットが落ちてしまったのだ。部品がかなりくたびれていたのと、ちょうど夏場であったため、外してしまったのだが、さすがにこう寒くなってくるとヒーターが効かないのは辛い。部品も入っているようなので、新しいサーモスタットを付けてもらうことにする。

 整備には約1週間程度かかるそうで、その間は500の居ない生活を送ることになる。




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