■ レトロゲーム機 #3 ■
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トミー・ポケットメイトゲーム機 2種 |
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トミー・ポケットメイトゲーム機 2種 |
1.トミー・ポケットメイト「エレクションゲーム」
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トミー・ポケットメイト「エレクションゲーム」 |
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エレクションゲーム操作部アップ |
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エレクションゲームの遊び方 |
トミーのハンドヘルドゲーム機シリーズ、第33弾!(しかし、こういったゲ
ーム機を33種類も続々と発売するとは、なかなかである。。。。。)今回掲載
したゲーム機も、電池不要の純メカニカル動作品。現代のゲーム機のように電気
に頼らないので、それこそサハラ砂漠の真中だろうがチベットの山奥だろうが、
どこでも遊べるのは大きなメリットだ。
この「エレクションゲーム」であるが、ピンボールのように金属球を打ち出し
て、ゲーム盤上に設けられた穴に、決められた時間内でできるだけたくさん入れ
るという単純なものだ。トミーの商品企画部も第33弾にもなるとネタが尽きて
きたようで、どのゲームも似たり寄ったりになってしまう。
まず、打ち出し溝に金属球を全て並べておいてから、左下にあるタイマーダイ
アルをめいっぱい回す。ついで、スイッチをスタートにすると、タイマーが起動
する。この間にレバーを使って金属球を打ち出し、盤面の穴に入れて行く。タイ
マーが切れると、穴に入っていた球は全て下に落ち、その時に打ち出し溝に残っ
ていた球の数が少ないほうが勝ちとなる。「うまくなったらタイマーの時間を短
くして挑戦してください。」と取り扱い説明欄に書かれているが、その前におそ
らく飽きてしまうだろう。癒し系ゲームとして時々プレイするには良いかもしれ
ない。
2.トミー・ポケットメイト「ラッキーボール」
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トミー・ポケットメイト「ラッキーボール」 |
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ラッキーボールの操作部アップ |
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本体裏面に搭載された、角度を付けるためのツメ |
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ラッキーボールの遊び方 |
トミーのハンドヘルドゲーム機シリーズ、第6弾!上述した第33弾の元ネタ
のようなゲームで、同じく金属球を打ち出して遊ぶお馴染みのタイプだ。今回は
時間制限は無く、レバーで金属球を打ち出して、ゲーム盤面上に色々なパターン
を作り、その形で得点を決めるというシンプルなもの。金属球は「OUT」ホール
に入ると再使用できないが、「REPLAY」溝を通ると何回でも打つことができる。
遊び方に一例として、1列に並んだ球の個数で得点を決める方法や、3個の球で
作られる三角形の数を競う方法などが記されているが、要は自分でルールを作っ
て遊べばよい。
これも電池不要の純メカニカル動作なので、壊れる心配はあっても電池切れの
恐れは無い。遊ぶ際にジャラジャラとうるさいのが欠点ではある。
3.ツクダ・オリジナル「シェイク・ダウン」
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ツクダ・オリジナル「シェイク・ダウン」 |
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シェイクダウンのアップ |
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本体裏面の登録商標表示 |
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商品名ロゴ |
ツクダ・オリジナルが1982年に発売したゲーム「シェイク・ダウン」。プレイ
していると超イライラしてくるので、覚えている方も多いかもしれない。遊び方
は単純で、棒状の容器に密閉された金属球を、迷路の中を通して端から端へ移動
させるというもの。棒の長さは45cm。裏面には定規が記されており、かかった時
間に応じた評価が書かれている。
・40秒以内 :天才
・50秒以内 :秀才
・1分以内 :機才
・1分30秒以内:多才
・2分以内 :短才
といった具合だ。良く考えると、こんなもん短時間で処理したからといって、
何が天才なんだ?とツッコミたくなるようなゲームである。久しぶりにやってみ
ると、やっぱりイライラする。なんでこんなモンが面白いんだろうかと疑問に思
いつつ、結構ムキになってプレイしたりするのが、かえって面白い。
本体裏面には、下記の商標登録が記載されている。
(C) 1982 Under License
From Gabriel Industries
a division of CSS Inc. U.S.A.
(C) TSUKUDA ORIGINAL 1982
MADE IN JAPAN
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