Workaboutの元箱と本体
Workaboutのカラーリングは黄色が基本だが、本個体はグレーとなっている。
Workaboutのカタログ
ワカバが作成したPsion Workaboutのカタログ。この手の端末で日本語のカタログが存在するのは珍しい。
Psion Workabout
他のPsionシリーズとは全く異なるデザインのWorkabout。産業用端末らしく質実剛健、色気なし。
Psion Workabout背面の銘板
1995年イギリス製マシンであることを示す表示。
SSDとバッテリ格納ユニット
Workaboutには、構造上の驚くべきギミックが施されている。本体上部がガバっと飛び出して、バッテリとSSDカードを格納する仕組みは脱帽ものだ。
バッテリ格納状況
手前にCR1620コイン電池を縦に挿入する。メインバッテリは単3乾電池2本を格納する。
標準のI/F端子
Workaboutには3つの拡張I/Fを搭載することが可能だが、デフォルトでは本体下部にLIF-PFSコネクタ1個が搭載される。
本体上部カバー
拡張I/Fを搭載する場合には、この本体上部にコネクタが並ぶ。RS-232C等のD-Sub 9pinコネクタは、ここに搭載される。
Workaboutのシステムスクリーン
Workabout専用日本語エディタ「JEditw」のアイコンが並ぶ。
JEditwの画面
ボールド化したFONT.14フォントファイルを用いた標準版のJEditwの画面。
JEditweの画面
8ドット恵梨沙フォントを用いたバージョン。1画面当たりの情報量は増えるが、老眼には辛い。
JEditwrの画面
ワカバ製リョービ本明朝14ドットフォントを用いたバージョン。フォントの線が細く繊細な印象。
JEditwdの画面
ワカバ製日本語表示DYLを用いてメニュー画面を日本語化したもの。フォントは、リョービ本明朝14ドット。
日本語表示DYLを用いて作成した日本語アプリ
柴隠上人 稀瑠冥閭守 (Kerberos)氏が冗談で作成した「クトゥルー眷属召喚ソフト」。もう何がなんだか...。でもメニューも含め総て日本語化できている。ビョーキだ。
Psion s3とWorkabout
Psionシリーズは互換性が高く、このようにSeries3用に作成したJEditが、Workabout上でも問題なく動作する。
Psion Series 3上のJEdit
本家、Psion Series 3上で動作するJEditの画面。
Psion Workabout Numeric
特大のファンクションキーとテンキーパッドが搭載されるPsion Workabout Numeric。現場での情報入力に特化したバージョンである。
新旧Workaboutの比較
外観上の大きな相違は、ドロワーキーの位置である。旧型(左)は、液晶ディスプレイの左側に配置されていたが、新型(右)では本体裏側にロック機能付きで配置されている。なお、新型では「mx」の表記が追加されている。
新型のドロワーキー
新型Workaboutでは、ドロワーキーが本体裏側に配置される。赤いボタン状のものは、キーロック機構。細かいところが改善されている。
Workabout Numeric用JEdit
カーソルキーと数個の文字入力キーを用いて日本語入力を行うNumeric用JEditの画面。P/ECE用日本語エディタのP/Editのノウハウが注ぎ込まれている。
謎のオプションBOX
Numericバージョンに装着されている謎のボックス。RS-232C I/Fコネクタと、おそらくメモリカードを挿入すると思われるスロットがある。
Workaboutエミュレータ上のJEdit
左列上から、WorkaboutのOS起動画面、14ドット版JEdit、Wordabout Numeric版、右列上から、プログラムアイコン、8ドット版、日本語DYL適用版。