オークションで購入した256MB PC3200 DDRのアップ
悩みたくないヒトは、オークションでSC420から外したメモリを入手するのが一番確実だろう。これはSAMSUNGチップを使用した256MB PC3200 DDR ECC付きメモりのアップ。


■DELLの鯖(サーバ)
  SC420のセットアップ (その1) (2005/07/04)

 6/24付で掲載したDELLの鯖(サーバ)マシン、SC420のその後である。筆者はビンボーなので、送料込み35,000円という、Pen4 2.8GHzとしては信じられないくらいの価格で購入したこのサーバ専用マシンを、メインマシンに仕立て上げようと画策した、というのが前回までのあらすじであった。このままサーバとして使用するのであれば、特にやることも無く、面白くも何とも無いのであるが、メインマシンとなると、それなりに色々と手を入れる必要がある。

 本機は、HDDにSATA 160GBを搭載しているので、とりあえずHDD容量的には問題無い。しかし、メモリは標準で256MBと、かなり心細い、というかこのままでは無理がある。まずメモリの増設から行うことにした。SC420で使用するメモリは、「PC3200 DDR2/400MHz CL3 ECC付 アンバッッファード」という、若干特殊な仕様となっている。このマシン、ECC付きメモりとECC無しメモリとの混在使用ができないため、増設するためには必然的にECC付きメモりを探すことになる。  ところが、ECC付きで、しかもアンバッファードなモノは、なかなか入手困難だ。ということで、手っ取り早い方法は、オークションでSC420から取り外したメモリを購入することとなる。実際搭載されていたものだから、動くの動かないのという心配は無い。メモリスロットは空きが3つあるので、256MB×3枚を購入。オークション相場は、大体256MBで1枚3,000円〜3,500円といったところか。3枚購入し、総計1GBとした。なお、ECC無しメモリと混在させるために、ECC付きメモリのECCを無効化して使っているツワモノも結構おられるようなので、腕に自信のある方は試してみるのも良いだろう・・・
ヽ(´ー`)ノ

BIOSのメモリ確認画面
4スロット全てに256MBのメモリモジュールを搭載したところ。SC420では、PC3200 DDR2/400MHz CL3 ECC付 アンバッッファードという、若干特殊な仕様のメモリを用いる。


Creative Sound Blaster Live! 5.1ch
サーバなので、デフォルトでは音も出ない。ということで、オークションにてサウンド・ブラスターをゲト〜。Live 5.1chも随分と安くなったものだ。これをVIBRA 128辺りまで落とせば、500円程度で入手できる。


 お次はサウンドボードだ。サーバマシンとして設計されているため、当然といえば当然なのだが、そのままでは音は出ない・・・ヽ(`Д´) ノ これではメインマシンとして役に立たないので、適当なサウンドボードを組み込む必要がある。新品を購入するのは高くつくので、ここでもオークションを利用。「Creative Sound Blaster Live! 5.1ch」を、1,900円にて入手した。サウンドボードの相性問題は少ないようだ。別に5.1chとかにこだわらなければ、Sound Blaster VIBRA128でも充分だと思う(試してないけどね。。。)この場合、500円程度で入手可能だ!
ヽ(´ー`)ノ

太古のビデオカード、NVidiaのGeForce2 MX-400
モノはASUS純正なので、結構良くできている。今の水準からすると低速ではあるが、画質は極めて良い。筆者お気に入りのPCIビデオカードの1枚。今まで何台のマシンに使用されてきたことか・・・押入に眠っていたところを引っ張り出して、暫定的に使用してみた。SC420でも全く問題無し。


 SC420の場合、一番問題になるのがビデオであろう。チップセット内蔵のVGA出力を使用するというのでも良いのだが、それでは余りにも寂しい。実際、SC420に使用されているintelのE7221 チップセットのグラフィックスは、余りにもプァ〜だ。実はこのチップセット、聞くところによれば、Dimension等のシリーズに使用されている915Gチップセットと、あまり変わんないのだそうだよ。しかし、SC420に同梱されているビデオドライバを使用する限り、パフォーマンスはとてつもなく低い。この辺りのアップグレード方法は、後ほど「神ドライバ」により解決できるということを知る。

 とりあえずPCIスロットに、押入に眠っていた懐かしいカードを挿してみることにする。かなり前の製品であるが、ASUS製PCIビデオカード、V7100 PROを使ってみる。このカード、nVIDIAのGeForce2 MX-400という、太古のGPUを搭載している。2ちゃん風に言うところの「ゲフォ」カードの祖先だ。ビデオメモリはたったの32MB。2001年の40週製造だから、今から約4年近く前のビデオカードだ。しかしこのカード、画質はかなり良い。さすがASUSブランドだけあり、しっかりとした設計になっている。現代のPCI Expressのカードとは比べものにならないくらいの性能であるが、このような場合には重宝するものだ。  SC420に搭載すると、問題無く動作した。オンボードのビデオと共に、マルチモニタ環境で使用することができる。但し、太古の製品だけのことはあり、パフォーマンスは低い。3DMark03 Ver.360を実施してみたところ、ナント!「108」と出た!!!
ヽ(`Д´) ノ
まあとりあえず、実用上差し支え無い程度のパフォーマンスは出ているので、とりあえず今日のところは、ここまで。。。。
このマシン、当分遊べそうだ!!!


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