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■Ｘの時代！ （2005/07/23） 筆者は航空機ヲタでも航空機マニアでも何でも無いが、おそらくこの手のヲタには応えられない本である！「世界の傑作機」シリーズで有名な文林堂発行の本書「Ｘの時代・未知の領域に踏み込んだ実験機全機紹介」は、初めて音速を突破したX-1から、最新鋭の無人戦闘用航空機X-47まで、アメリカの実験航空機を紹介した、極めてマニア色の濃〜い本だ。さすがに既出「ソヴィエトＸプレーン」の怪しさ、奇怪さにはかなわないものの、実験機ということもあり、かなり珍妙な飛行機のオンパレードとなっている。
とにかく、出てくる飛行機のデザインが完全に逝っちゃってる。ヲタやマニアじゃなくても、見ていて飽きが全く来ない。それにしても、実験航空機ってのは、こんなにもあったモンなんだと感心。筆者なんて、せいぜいX-1とかX-15、X-20（ダイナソア）程度くらいしか知らなかったモンなぁ・・・
単なる実験機紹介だけで無く、テストパイロット列伝も掲載されており、読み物としても面白い。全体の4/3がカラーページであるにもかかわらず、1,238円（+税）というコストパフォーマンスの高さは、さすが文林堂である！平成17年1月10日発行。航空機マニアのみならず、デザイン関連に興味のある方にもオススメでつ！
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