■闘病日記 はじめに (2013/11/09)

 波多利朗の Funky Goods は、「人生は死ぬまでの暇つぶし」を座右の銘として制作を続けて来ました。1996年8月にオープンしてから17年間、クソの役にも立たないページを延々と書いて来たワケですが、こんなコアでカルトでヲタクなページでも、結構閲覧されている方が多いようで、筆者としては感謝すると共に、世の中暇人が多いねと、半ば呆れてもおります。

 しかし、そんな波多利朗にも、ついに年貢の納め時が来たようで、入院を余儀無くされました。普通の病気ならば、何もここまで深刻な気持ちにゃならんのですが、今回はチト違うのであります。

 というわけで、このお先真っ暗な状態を、少しでも前向きに捉えて書いてみることにしました。自身が置かれた逆境をネタにしちまえ、というワケですな。さすがヨタ記事ライター。転んでもタダじゃ起きねぇよ。

 さて、自慢じゃないけど、筆者は今までに入院というものをしたことがありません。決して頑健な体では無く、それどころか虚弱体質とも言える筆者は、元々無理が効かない体であったということもあり、本格的に倒れるまでに至らなかったというのが実際のところです。その昔、DOS/V全盛時代の幻のPC雑誌、「PC WAVE」の名物編集長の名言である

「寝ているヒトは倒れない」

 というヤツですな。

 従いまして、今回諸般の事情で入院したことは、筆者にとってタイヘン新鮮な出来事でありました。そこで、特定されない程度の匿名性を持たせつつ、この新シリーズ「闘病日記」を企画しました。まさに、体を張ったネタというヤツでございます。体を張ってるから、物理的に書けなくなったら(すなわち、死んじまったら)それで終わりですので、悪しからず。その時は、FunkyGoodsのトップページに、筆者の正式エージェントから告知がでるように手配しています。さしずめ、死後の座右の銘は

死と税金からは逃れられない

 が適切かなと考えております。(死後に座右の銘なんかねぇよ!というツッコミは無しね。)

 一見、何の苦労も無く、根無し草のような仙人生活を行っている筆者も、実は人並みの苦労は、しているということですよ。まあ、それこそ「人生の暇つぶし・・・」ということで、笑って読み飛ばして頂ければ幸甚でございます。

 では、次回よりハンペン、じゃねえ本編スタート。
(しっかし、つまらねぇギャグだなあ・・・)




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